“連携協働”が合言葉!活動主体同士の「つながるきっかけ」を作りだした、令和3年度大阪市市民活動総合支援事業、無事完了!

記事更新日:2022/04/26

大阪市より、「令和3年度 社会課題解決に取組む活動主体間の連携協働の促進及び 市民活動総合ポータルサイト運用業務(大阪市市民活動総合支援事業)を受託し、1年間実施してまいりました。
“連携協働”を目的としたさまざまな企画を通じて、社会課題解決に取組む多くの活動主体の方々にお会いすることができました。本事業での出会いや協働を活かし、今後も社会貢献事業へのチャレンジを継続してまいります。

新コンテンツも実装!市民活動をもっと身近にするポータルサイト運営

大阪市の市民活動情報を発信する「大阪市市民活動総合ポータルサイト(以下ポータルサイト)」を運営、2021年(令和3年)10月にはサイトリニューアルを実施、市民活動に役立つ情報の掲載、SNSでの発信を行いました。
なかでも「顔のみえるつながりづくり」をコンセプトにキャンペーンとして打ち出し、新コンテンツとして実装させた「団体紹介1分動画100人リレー」。
他の自治体の市民活動ポータルサイトにはない独自の企画で、差別化につながるコンテンツとなりました。
市民活動に興味はあるけど、一歩を踏み出せずにいる人は一定数存在します。その理由として挙げられているのが、「市民団体のことをよく知らない、信頼性に欠ける」というもの。(大阪市調査結果より)市民活動団体の顔見せ動画による安心感はもちろん、リレー形式にすることで新たな団体や企業の掘り起しにも効果的な手法として成果を残すことができました。

 

満足度96%!
興味のあるテーマでつながる交流の場<ステップアップ交流会>

地域・まちづくり、高齢者、人権・多文化共生、障がい者、子ども・子育ての5つのテーマ別に開催した「ステップアップ交流会」では、テーマごとに興味のある方を募り、異団体交流を支援しました。交流会後のアンケートでの満足度は平均96%と高く、交流会をきっかけとした活動主体同士の協働事例も生まれるなど、その場限りで終わらない交流の会となりました。

 

つながりこそが財産!
社会課題解決のため、活動主体同士の連携協働を応援<ソコチカラボ>

異団体連携協働プロジェクト「ソコチカラボ」は、活動主体同士が、チームをつくり、協力しながら社会課題解決モデルを考え、実践することを目的に立ち上げたプロジェクトです。活動分野も団体を設立してからの期間も異なる活動主体同士が互いの力を合わせる連携協働の企画~実施までをファシリテーターとしてサポートし、3件の協働事例を生み出しました。
違う視点や価値観を持つ者だからこそ生まれるアイディアや課題に向き合うことで多くの気づきがあり、今までの“当たり前”の概念がアップデートされていく・・・。参加者の中には「このつながりを持てたことが財産」といった声もあり、今後の活動主体同士の連携協働のベースとなるような企画になりました。

市民ライターとの連携協働!
市民ならではの視点の記事を多数リリース!

ポータルサイトに不定期に更新する社会課題に関するコラム(社会課題と市民活動)や活躍する市民活動を取材した記事(市民活動ワクワクレポート)では、同事業では初めてとなる市民ライターとの協働で行いました。市民ライターならではの、目の付け所で書かれたコラムは月間のアクセス数でも上位になるなど好評となりました。

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