あなたが考える女性のライフキャリアについてお聞かせいただきありがとうございました。
ふぇみな~るプロジェクトは、子育てママたちとの共感、応援プロジェクト!
次世代が主役となる、これからの男女共同参画社会のあるべき姿を描くため、子育てママのキャリア発達への意識や現状理解の「リアル」を把握したいと考え皆様よりアンケートへのご協力を賜りました。
アンケートの集計・分析結果を下記にて公開させていただきます。少しでも皆様のこれからのキャリア形成にご参考になればと思います。
ご協力いただきました皆様には心より感謝申し上げます。
<ウェブアンケート結果>
1. ふぇみな~るのサイト(またはミニ冊子)で特に興味をもてた(または、役に立った)内容を3つお聞かせください。(複数回答可)
有効回答数:168
- ●キャリア形成に関する学び・啓発記事よりも、育児の悩み解消、育児に関連したお役立ち、お出かけ情報にしても、子連れで楽しめるカフェや教室の情報等、「今、直面している困りごとの解消や、今、楽しめる」情報が好まれていました。
2.ふぇみな~るのサイト(またはミニ冊子)を見て、何か変化がありましたか。
有効回答数:168
- ●意識や行動が肯定的に変化した人は90%を占めた。(うち、2%が実際にセミナーや交流会に参加したと回答)
もともと子育てコミュニティを閲覧する程度の軽い気持ちで来られたとしても、サイト記事を読み進めたことがきっかけで、意識や行動は肯定的に変化したと思われます。子育て中とはいえ、ママたちの学びモチベは高いです!
3. 1)今のあなたが、「もっと増やしたい、充実したい」と思う時間についてお聞かせください。(複数回答可)
有効回答数:168
- ●「自分の楽しみ、趣味の時間」と「自分を高めたり、スキルアップする時間」の2つが最も選択率が高い結果となりました。次いで「子ども、パートナーなど家族で一緒に過ごす時間」の選択率が高くなっています。
3. 2)上記回答の中で、もっとも充実したい時間をひとつ、お聞かせください。
有効回答数:168
- <その他>
- ・家事や家のことをする時間。仕事をしていると、時間は限られるけど、子どもとの時間はこれ以上減らせないし、家族で一緒にいられる時間はもっと少ないので、そちらを優先してしまう。
- ・子育てが落ち着き自由な時間も増えたが何をしたいのかまだ分からない
- ・ボランティア、社会関係作り
- ・スキルアップしたことをアウトプットする時間
- ●ひとつに絞るという条件が付くと、「子ども、パートナーなど家族で一緒に過ごす時間」が4割弱と最も多くなりました。次いで「自分の楽しみ、趣味の時間」の2割弱。
プロフィール設問で、子育てをしながら働く女性が8割を超えていることを考えると、仕事、家事・育児に日々追われ、家族との団欒時間すら十分に取れていないという見方もできますね。あなたはどうですか?
どうすれば自分が望む「充実したい」時間を取れるのか、考え、小さな行動から始めてみませんか?
4.自身の収入に関わらず、家族(家庭)が経済的に無理なく生活できると仮定した場合、あなた自身の仕事についてどのように考えますか?ひとつお選びください。
有効回答数:168
- ●経済的に無理なく生活できると仮定しても、「仕事はすると思う」が9割以上でした。
5. 4で「①仕事をすると思う」と回答した方へ、その理由をお聞かせください。
(複数回答可)有効回答数:168
- <その他>
- ・子供には仕事はしんどいけど、人の役に立つことはそれ以上の充実感があると伝えたいから
- ・家計に余裕があり十分なら、もう少し減らしたい
- ・育休明けからずっと仕事をしていて経済的にも、やりがいも充実しているから
- ・経済的な自立を保ちたい
- ・子どもに働くことについて考える機会をもってもらい、生きる力を身につけてもらいたいから
- ・選択しないと「完了」にならないため、その他を選択します
- ・今の会社と人に、魅力を感じるから
- ・仕事をすることが面白いから
- ・志すものがあるから
- ●「自身の生きがいややりがいを見つけたいから」が最も選択率が高く、次いで「社会とのつながりを持っていたいから」、「自身の能力(経験)を活かしたいから」と続いています。
つまり、 “自己実現欲求”が高い女性が多いということは、現代の子育て女性はキャリア形成への意識が非常に高いと考えられます。また「自分が自由にできる時間やお金がほしいから」、「経済的余裕や将来への貯蓄ができるから」を選んだ意図は、より豊かな暮らしや自分の楽しみ、趣味、スキルアップ、老後不安も反映していると考えらます。
6.あなたの将来のために興味あるテーマは?(複数回答可)
有効回答数:168
- <その他>
- ・環境・政治
- ・定年を迎えたあとの自分のキャリアについて
- ・長期入院している児童へのサポート
- ・生涯教育の動向、将来のための準備
- ・趣味を仕事にするような知識と技術
- ●「育児や学校教育の今後の社会動向」の選択率が最も高くなりました。回答者の年齢で30~40歳代が多いことと近年の晩婚化傾向を鑑みると、乳幼児~中学生の子どもをもつ母親までが想定され、育児や学校教育に対する関心が高いのは必然と言えます。
7.不安に感じた時や困った事について相談したことがある、
または知っている地域の施設(窓口)や身近な人についてお教えください。
(複数回答可)有効回答数:168
- <その他>
- ・インターネット
- ・発達支援センター
- ・仕事外で繋がっている知人
- ・NPO法人マザーズサポーターズ協会
- ・子育て講座を受けた
- ・働くママ仲間や働く先輩ママ
- ・助産院、子育て支援センター
- ・コープの助け合い事業、鬱の電話窓口、病院
- ・社外メンター
- ●パートナー、友人、親と続いています。自治体や地域を活用している人も一定数いますが、相談する人や機関がいない人もわずかながら存在していることがわかります。このグラフの回答肢や、その他回答の書き込みにあるように、地域の中に気軽に相談できるところ、たくさんあります。ぜひ参考にしてみてください。
8.今のあなたの就業形態は? 有効回答数:168
9.今のあなたの勤務形態は? 有効回答数:168
- ●働いている人は84%に上りました。
働いている人が大半とはいえ、社会保障の観点からみると正規社員として働くのが最も安定しているのですが、働き方への価値観は人ぞれぞれ。しかし非正規でもフルタイムで働き、時間に余裕がない人も中にはいるかもしれませんね。将来、安定した社会保障を受けるためにも今は非正規の状態でキャリアを積み、子どもに手がかからなくなったら正規社員として働く…等、今後の働き方も意識してみませんか?
10.A 配偶者はいらっしゃいますか? 有効回答数:168
10.B お子さまはいらっしゃいますか? 有効回答数:168
11.あなたの年齢は?
- ●子どもがいる人が94%(内妊娠中が2%)、配偶者がいる人が88%ということから6%はシングルマザーと想定され、有効回答数から考えてシングルマザーの割合は高めと感じます。子育てをしながら経済的に自立している女性が多くいるのではないでしょうか。
後に追加した年齢設問によれば、30歳代から40歳代で91%を占めていました。
<アンケート結果は以上です。>
ふぇみな~るプロジェクトは、文部科学省事業の一環として運営しております。